こんにちは!
FUKURAMU MUSIC SCHOOLです!
「時間をかけずに、今すぐ歌を上手くしたい」
歌を練習している方なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
何か月も練習を続けたり、難しい発声方法を身につけたりするのではなく、次に歌う一曲からすぐに変化を出したいですよね。
今回は、難しい練習をしなくてもその場ですぐに試せる、歌が一瞬で上手くなる方法をご紹介します。
一瞬で歌が上手くなるためにベストな方法は?
一瞬で歌が上手くなる方法としてベストなのはどんな方法なのでしょうか?
普段から歌を練習している方ほど、短い時間で変化を出せる方法が本当にあるのか、疑問に感じるかもしれません。
そこでまずは、一瞬で歌を上手くしたい時に、どのような方法を選ぶべきなのかを整理していきましょう。
ボイストレーニングには即効性がない
歌が一瞬で上手くなる方法を調べると、腹式呼吸やリップロール、ハミングといった「ボイストレーニング」に当たる練習がよく出てきます。
どれも喉の力を抜き、声を出しやすい状態に整えるための大切な練習です。
ただ、ここで皆さんに知っておいてほしいのは、「声が出しやすくなることと、歌が上手く聞こえることは違う」ということです。
リップロールやハミングで喉の力が抜けても、それだけで音程やリズム、抑揚、言葉の伝わり方まで一気に変わるわけではないですからね。
もちろん、歌う前の準備としては行う意味はあります。
しかし、数分間のボイストレーニングによって、聴いている人が驚くほど歌の印象を変えようとするのは、現実的ではないのです。
ボイストレーニングは、すぐに歌を上手く見せるための裏技ではなく、本来の実力を出しやすくしたり、時間をかけて声の土台を育てるためのものだと理解してください。
「上手く聞こえる歌い方を知る」のが最短ルート
一瞬で歌を上手くしたいのであれば、発声を整えるよりも、どのように歌えば上手く聞こえるのかを知る方が圧倒的に近道です。
声そのものを短時間で作り変えることは難しくても、歌い方であれば、その場で変えられる部分があるからです。
今持っている声を使いながら、歌が上手く聞こえる要素を取り入れていくことで、歌の印象はすぐに変えられます。
では、そもそも「歌が上手い」とは、どのような状態を指すのでしょうか。
次の章では、歌が上手いと感じる仕組みから、順番に説明していきます。
一瞬で歌が上手くなりたい人は「ボーカルレッスン」へ!
「歌が上手い」とはどういうこと?
歌が上手いとはどういうことなのでしょうか。
一言で定義するなら「限られた時間の中で、より多くの情報を歌声に乗せて伝えられること」です。
例えば、エッジボイスというテクニックがありすね。
「あー」と伸ばすフレーズの頭にエッジボイスを入れて「(あ゛)あー」と伸ばすとします。
すると、ただ「あー」と伸ばす時と比べて、エッジボイスを入れた方が「焦らして、もったいぶってから出した感」という情報が付加されます。
次に「(あ゛)あー」と伸ばしているところにビブラートを入れるとします。
すると、語尾の部分に「余韻」が付与されます。
さらにエッジボイスの後の「あー」に息を多めに混ぜたりすれば「儚い感」「切ない感」などが付与されます。
このように、歌の中に細かいテクニックを入れてあげると、「(あ゛)あー」というとても短いフレーズの中に
・焦らした感
・もったいぶった感
・余韻
・儚い感
・切ない感
こういった情報を付加することができます。
これが「限られた時間の中で、多くの情報を歌声に乗せて伝える」ということであり、「歌が上手い」ということなのです。
一瞬で歌が上手くなる方法
先程挙げた「〇〇感をもたらすテクニック」は数多くあり、身につけられれば飛躍的に歌が上手くなりますが、その多くは難しい発声テクニックです。
ビブラートは発声に力みが完全に無くならないと入れにくいと言われていますし、しゃくりやこぶしといった音程移動テクニックも、喉の筋肉の素早い反応が必要になります。
こういった筋肉レベルの土台が必要になるテクニックは、習得に時間がかかります。
そのため、「一瞬で歌が上手くなる」という今回の趣旨にはあまり適していません。
では、「〇〇感をもたらすテクニック」の中で、誰でも簡単に実施できるものは無いのでしょうか。
実はそれがあるんです。
それがいわゆる「抑揚」というものです。
抑揚とは?
抑揚とは、歌声にボリューム差をつけることだと思われていますが、正確には違います。
歌声に含まれている「息の含有量」に差をつけることを「抑揚」と呼びます。
つまり一つのフレーズの中で、息感が少ない声と多い声を使い分けるのが「抑揚」なのです。
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抑揚の付け方
この抑揚を、「音程に合わせて付ける」というのが、今回お伝えしたい「一瞬で歌が上手くなる方法」です。
具体的には
「音程が高くなる部分は息感少なく発声し、音程が低くなる部分は息感多く発声する」
これが「一瞬で歌が上手くなる方法」です。
これだけやれば、一瞬にして歌が上手く聞こえるようになります。
例えば、低い音から高い音へ上がっていくフレーズがあったとします。
この時、最初の低い音には息を多めに混ぜ、音程が高くなるにつれて息の量を少しずつ減らしていきます。
すると、低い音は柔らかく、高い音になるほど声の輪郭がはっきりして聞こえるようになるので、低い部分には「静かに語りかけた感」や「感情を抑えた感」が、高い部分には「感情を強く出した感」や「言葉をしっかり伝えた感」が付与されます。
反対に、高い音から低い音へ下がっていくフレーズでは、音程が下がるにつれて息を多めに混ぜていきます。
すると、最初に強く出した感情が少しずつ落ち着き、最後には静かに言葉を置いたような印象を作れます。
つまり、メロディーの音程に合わせて息感を変えることで、短いフレーズの中に「感情が高まる」「感情が落ち着く」といった流れを加えられるのです。
最初から最後まで同じ声質で歌った場合、聴いている人に伝わるのは、音程や歌詞といった基本的な情報だけになってしまいます。
一方でこのように抑揚を付けてあげれば、同じメロディーでも「柔らかい」「強い」「切ない」「感情的」といった情報を乗せられるので、難しいテクニックを身につけなくても一瞬で歌が上手くなったように聞こえるのです。
抑揚を付ける練習方法
ここからは、音程に合わせて抑揚を付ける方法を、実際の歌に取り入れる手順をご紹介します。
難しい練習ではないので、スマートフォンの録音機能を用意して、その場で試してみましょう。
まずは、好きな曲を一曲選び、その中から低い音から高い音へ上がっていく短いフレーズを探してください。
最初から一曲すべてを歌う必要はありません。
一息で歌える程度の短いフレーズに絞った方が、息感の変化に集中しやすくなります。
練習するフレーズを決めたら、最初は抑揚を意識せず、普段どおりに歌った声を録音しましょう。
次に、同じフレーズの低い音へ息を多めに混ぜ、音程が高くなるにつれて息感を減らしながら歌ったバージョンを録音します。
二つの録音ができたら、続けて聴き比べてみましょう。
すると、抑揚を付けた方が、明らかに上手く聞こえるのではないでしょうか?
上手く変化が感じられない場合は、息感の差をより極端に付けるようにしてみてください。
「やりすぎでは?」と感じるくらい差をつけるのがコツです。
この練習を繰り返していくことで、自然に「上手く聞こえる抑揚の付け方」が身に付いてきます。
それをだんだん長いフレーズへと応用していく流れです。
最終的には抑揚を対して意識せずとも、一曲歌い切れるようになっていきます。
上手く聞こえる歌い方を、自分の「癖」にしてしまえればゴールです。
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よくある質問
本当に一瞬で歌が上手くなる方法はありますか?
声そのものを短時間で作り変えることは難しくても、歌い方であれば、その場で変えられる部分があります。
音程に合わせて息感を変える「抑揚」を取り入れることで、難しい発声テクニックを身につけなくても、一瞬で歌が上手くなったように聞かせられます。
歌う前にリップロールやハミングをすれば上手くなりますか?
リップロールやハミングは、喉の力を抜き、声を出しやすい状態に整えるための大切な練習です。
ただし、声が出しやすくなることと、歌が上手く聞こえることは違います。
数分間のボイストレーニングで歌の印象を大きく変えるよりも、上手く聞こえる歌い方を知る方が近道です。
一瞬で歌を上手く聞かせるには、具体的に何をすればよいですか?
音程が高くなる部分は息感を少なく発声し、音程が低くなる部分は息感を多く発声してください。
音程に合わせて息の含有量を変えることで、短いフレーズの中に「感情が高まる」「感情が落ち着く」といった流れを加えられます。
抑揚とは、声のボリュームを大きくしたり小さくしたりすることですか?
抑揚は、歌声のボリュームに差を付けることではありません。
歌声に含まれている息の量に差を付け、息感が少ない声と多い声を一つのフレーズの中で使い分けることを指します。
抑揚を付けても上手く聞こえない時はどうすればよいですか?
変化を感じられない場合は、低い音と高い音で息感の差をさらに大きくしてみてください。
最初は「やりすぎでは?」と感じるくらい極端に差を付け、録音した声を聴き比べるのがコツです。
短いフレーズから練習を始め、少しずつ長いフレーズへ応用していきましょう。
まとめ
今回は、一瞬で歌が上手くなる方法として、音程に合わせて息感を変える「抑揚」の付け方をご紹介しました。
低い音では息を多めに混ぜ、高い音になるにつれて息感を減らすだけでも、短いフレーズの中に感情の流れを作れます。
まずは一息で歌える短いフレーズを録音し、普段の歌い方と聴き比べてみてください。
最初は少し大げさなくらい息感に差を付けると、変化をつかみやすくなります。
FUKURAMU MUSIC SCHOOLでは、一人ひとりの声や歌い方に合わせて、歌が上手く聞こえるコツを丁寧にお伝えしています。
自分の歌をもっと良くしたい方は、ぜひ一度レッスンへお越しください!
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