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音域はどこからすごい?男女別に地声・裏声の目安を解説

こんにちは!

FUKURAMU MUSIC SCHOOLです!

カラオケや歌の練習で高い音が出るようになると、「自分の音域は広い方なのかな?」と気になりますよね。

男性ならどの音まで出ればすごいのか、女性ならどこから高音が得意といえるのか、具体的な音名を知りたい方も多いと思います。

ただし、音域がすごいかどうかを、最高音の高さだけで判断することはできません。

今回は、地声と裏声を分けながら、男女別にどこからがすごい音域なのかを解説します。

音域は地声と裏声を分けて考える

音域がどこからすごいのかを考える時は、地声と裏声を分ける必要があります。

たとえば、同じC5という音が出せたとしても、地声に近い力強い声で出す場合と、軽い裏声で出す場合では難易度が大きく変わります。

最高音の音名が同じでも、どのような声で出しているかによって評価は変わるということです。

そのため、「最高音はC5です」と伝えるより、「地声ではG4、裏声ではC5まで出せます」と分けた方が、実際の音域を正確に表せます。

音域は「普通」「普通の中ですごい」「すごい」に分けられる

音域がどこからすごいのかを考える時は、「普通」「普通の中ですごい」「すごい」の3段階に分けるとわかりやすくなります。

「普通」の音域は、特別な発声練習をしていない場合でも出しやすい高さです。

「普通の中ですごい」の音域は、一般的な音域の範囲内ではあるものの、声を強く張ることで「普通」よりも数音高いところまで届く音域です。

いわゆる「地声を張り上げることで届く音域」がこれに該当します。

「すごい」の音域は、ミックスボイスやベルティングボイス、ホイッスルボイスなど、特殊な発声を使わなければ届かない音域です。

以下が具体的な音域の表です。

音域の段階 声の状態 男性 女性
普通
多くの人が出せる音域
地声 E4前後 G4前後
裏声 E5前後 G5前後
普通の中ですごい
張り上げることで届く音域
地声 G4前後 B4前後
裏声 G5前後 B5前後
すごい
特殊な発声が必要な音域
地声系 C5前後 E5前後
裏声系 C6以上 E6以上
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普通|多くの人が出せる音域

日々のレッスンで音域を測っていると、特別な発声練習をしていない場合、男性の地声音域はE4前後、女性の地声音域はG4前後で止まることが多くあります。

男性の地声音域はD4までは比較的自然に出せても、E4付近から首や顎に力が入りやすくなります。

女性の地声音域もF4までは比較的出しやすい一方で、G4やA4に入ると声が裏返ったり、強く押し上げたりしやすくなります。

また女性の場合、G4辺りから声の音質が少しずつ薄くなり、はっきりと地声とは言い切れない声質に変わっていることも多くあります。

そのため、「音程としてはまだ上まで出るものの、地声の音域という意味ではG4が限界」というケースはかなり多く見られます。

裏声音域では、男性E5前後、女性G5前後が一般的な目安です。

この辺りから、声が極端に細くなったり、息だけになったりするケースが増えてきます。

男性の音域が地声E4、裏声E5、女性の音域が地声G4、裏声G5で止まっても、音域が狭いわけではありません。

これが、特別な高音発声を身につけていない場合に多く見られる「普通」の音域です。

普通の中ですごい|張り上げることで出る音域

声を張り上げることで「普通」の音域よりも数音高いところまで届く音域を、「普通の中ですごい」と区分します。

「普通の中ですごい」に該当する地声音域の目安は、男性G4前後、女性B4前後です。

裏声音域では、男性G5前後、女性B5前後が目安です。

「普通の中ですごい音域」は、ミックスボイスなどの特殊な発声法を習得していなくても、声を強く張り上げることで届くので、一応「普通」の中にカテゴライズされています。

しかし、「普通の音域」よりも高い音を含んでいるのは事実なので、周囲からは高音が得意と思われやすいのもこの音域の特徴です。

すごい|特殊な高音発声が必要な音域

地声系の高音では、男性C5前後、女性E5前後まで出せれば、明確に「すごい」といえます。

「普通」の地声音域が男性E4前後、女性G4前後で止まりやすいことを考えると、かなり離れた高さです。

この高さを含む音域を力強く歌うには、普通の地声をそのまま押し上げる方法では対応しにくくなります。

ミックスボイスやベルティングボイスなど、高音に合わせて声帯の使い方を変える発声が必要です。

裏声系の高音では、男性C6以上、女性E6以上が「すごい音域」です。

ここは、ホイッスルボイスなどの特殊な高音発声を使わなければ届きにくい音域です。

「普通」「普通の中ですごい」の音域との違いは、単に少し高いのではなく、発声方法そのものを変えなければ届きにくいという点です。

男性C5、女性E5の地声系高音や、男性C6、女性E6以上の裏声系高音を安定して使える音域は、「すごい」音域といってよいでしょう。

何オクターブ出るかだけでは判断できない

音域の広さを表す時に、「自分は3オクターブ出る」といった言い方をすることがあります。

しかし、合計のオクターブ数だけでは、歌声としてどの程度すごいのかは判断できません。

低音から裏声までを合計した3オクターブと、地声感のある声だけで出せる3オクターブでは、発声の難易度が大きく異なります。

同じC5でも、弱い裏声で触れられる音域と、地声感を保ったまま強く歌える音域では、実際に歌える曲が変わります。

音域を確認する時は、最低音から最高音までの幅に加えて、地声、裏声、地声系の高音発声を分けて記録しましょう。

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音域を広げる方法

最後に、音域を広げる方法を少しご紹介します。

音域を広げるのに必ず必要なのは、筋力トレーニングです。

音程を高くするのは「声帯を伸ばす」という動作が司っています。

地声感を強くしていくのは「声帯を閉じる」という動作が司っています。

例えば地声の音域を増やしたいなら、まず声帯を伸ばす筋肉のトレーニングをして、次に「声帯が伸びているところに閉じる力を入れていく」トレーニングをしていきます。

とにかく基本になるのは、伸ばす筋力が必要最低限あるかどうかです。

声帯を伸ばす筋力は裏声でトレーニングできるので、裏声をたくさん出してトレーニングしましょう。

声帯を伸ばす筋力が弱い人は、必ず裏声がスカスカになります。

声帯を伸ばす筋力が強い人は、例えミッキーのような「柔らかい印象の裏声」を出したとしても、スカスカで弱々しくはなりません。

弱々しいかどうかの判断基準

裏声が弱々しいかどうかの判断基準は、歌の中で裏声を出した時に、「地声との音量差がありすぎてバランスが悪く聞こえるかどうか」です。

レッスンでレコーディングをしている際にも、裏声が苦手な生徒さんは裏声のパートになった瞬間にそれまでの安定感が失われてしまうので、苦戦 することが多いです。

裏声の練習方法

裏声の練習のコツは 息を止めずに、柔らかい音質のまま、ロングトーンすること、です。

リップロールができる方はリップロールをしてみてください。

そして、その際の息の減り方、喉の状態を覚えましょう。

次に裏声を「ホ」の発音で出していきますが、リップロールの際の息の減り方、喉の状態から一切変化が無いように気をつけてください。

私たちの喉は発声の際に、声帯で声を鳴らすという動作以外にも、息の流れを堰き止める・詰まらせるという動作を行うことができます。

今回の目的は声帯をしっかり伸展して弱々しくない裏声を目指していくことなので、息を詰まらせることでスカスカ感を隠すことはしたくないのです。

そのため、リップロールのような「息を吐かないとできない動作」を行い、その感覚のまま裏声を練習することが重要です。

裏声の音域は非常に広大で、F3〜B5まであると言われています。

できる範囲で構わないので、出来るだけ広い音域を安定感のある裏声で出せるように、練習してください。

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よくある質問

男性・女性はどの音まで出れば音域がすごいといえますか?

地声系の高音では、男性C5前後、女性E5前後まで力強く出せれば、すごい音域といえます。

裏声系では、男性C6以上、女性E6以上が目安です。

ただし、一瞬だけ音程に触れるのではなく、歌の中で安定して使えることが条件になります。

男性がG4、女性がB4まで地声で出せるのはすごいですか?

男性G4前後、女性B4前後まで地声で出せる場合は、一般的な音域の中では高い方です。

声を強く張り上げることで届く人もいるため、この記事では「普通の中ですごい音域」に区分しています。

周囲から高音が得意だと思われやすい音域ですが、無理に張り上げて喉を痛めないように注意してください。

3オクターブ出れば音域が広いといえますか?

3オクターブ出るという情報だけでは、音域がすごいかどうかは判断できません。

弱い裏声まで含めた3オクターブと、地声感のある声で安定して歌える3オクターブでは、発声の難易度が大きく異なるためです。

音域を測る時は、地声、裏声、地声系の高音を分けて記録しましょう。

地声の音域を広げるには裏声の練習が必要ですか?

必要です。

高い音を出す時には声帯を伸ばす動作が必要であり、その筋力は裏声を出すことで鍛えられます。

まず安定した裏声を出せる状態を作り、その後、声帯が伸びた状態に閉じる力を加えていくことで、地声感のある高音を目指します。

裏声が弱々しいかどうかは、どのように判断できますか?

歌の中で裏声へ切り替えた時に、地声との音量差が大きく、急にバランスが悪く聞こえるかどうかで判断できます。

裏声になった瞬間に声が極端に小さくなったり、息だけの音になったりする場合は、声帯を伸ばす筋力が不足している可能性があります。

息を止めず、柔らかい音質を保ったまま裏声をロングトーンし、出せる音域を少しずつ広げていきましょう。

自分の音域を正しく知り、高音を少しずつ広げよう!

今回は、男女別に「普通」「普通の中ですごい」「すごい」といえる音域の目安をご紹介しました。

音域を確認する時は、最高音の高さだけを見るのではなく、地声と裏声を分け、歌の中で安定して使えるかどうかまで確かめることが大切です。

高い音を無理に張り上げるのではなく、まずは弱々しくならない裏声を育てながら、声帯を伸ばす力を身につけていきましょう。

FUKURAMU MUSIC SCHOOLでは、一人ひとりの現在の音域や声の状態を確認しながら、高音を出すために必要な発声を丁寧にお伝えしています。

自分の音域を広げたい方や、高音になると喉が苦しくなる方は、ぜひ一度レッスンで声を聞かせてください!

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